皆さんは会社での仕事を頑張っていますか?
もし頑張っているのなら、その努力の多くは無駄になっています。
会社の仕事は手を抜いた方がいい理由を詳しく解説していきます。
会社の仕事は手を抜いた方がいい理由
結論から言うと、手を抜いても抜かなくてもあまり変わらないからです。
仕事の手を抜くのは、あくまで【サラリーマンの会社の仕事】の事です。
自分個人で仕事を請け負っていたりする場合は、絶対に手を抜いてはいけません。
仕事が早いと、仕事が遅い人の分も自分がやることになる
自分が素早く仕事を片付けてしまうと、当然手が空きます。
それが知られると、仕事が遅い人の分が仕事が早い人の所に降りかかります。
仕事量が増えるのに、給料は一緒です。
自分の仕事を早く終わらせても、それを周りに悟られないようにうまく逃げましょう。
頑張っても給料はほとんど変わらない
会社員は給料という形で会社から報酬を得ます。
仕事をサボろうが真面目に取り組もうが、もらえる給料は一緒です。
だったらサボった方が得です。簡単な事です。
そう、こう思う人もいるでしょう。
でも、他の人の倍の仕事量を頑張っていても、昇給はどのくらいでしょう?
1年間必死に頑張ったのに、昇給はせいぜい月数千円、かなり良くても1万円とか。
そんなものでしょう。
ボーナスへの影響も微々たるものです。
現在の日本の会社員は年功序列の形態がいまだに強く残っているので、今年は頑張ったからといって収入が増えるということは稀です。
正直信じられなかったですね。社内評価とは一体何だったのか・・・。
自分はこれを境に、一気にモチベーションが地に落ちてサボりまくるやる気のない社員に変わりました。
サボりまくって大丈夫なのか?
大丈夫です。翌年以降もサボる前と比べて何も変わりませんでした。
あなたを出世させるか決めるのは他人
出世は自分で決めることはできません。
上司が決めます。
仕事を何年も頑張って、頑張って、頑張り続けて、結局出世の決定を下すのは他人です。
自分で決定権を操作できず、他人に委ねることになります。
出世を目標に仕事を頑張っていても、他人の判断で目標にしていたものが散ることも十分にあるのです。
自分が頑張っていても他の仕事ができない人と同じ給料で、何年それを我慢すればいいのでしょうか?
しかも、そうして我慢した先には確実に出世できる保証はありません。
会社の仕事を手を抜いて得られるメリット
会社の仕事を手を抜いて得られるメリットは以下のとおり。
- 疲れが減る
- 精神的に楽になる
- 自分の時間が増える
- 少ない労力で給料がもらえる
疲れが減る
手を抜くので仕事量が減り、真面目にやるよりも疲れにくくなります。
精神的に楽になる
いつも仕事に追われているよりも、60%~80%くらいで仕事をしていれば心に余裕ができます。
常にギチギチのスケジュール感でやっていると、毎日追い詰められているような状態になり、精神的にも良くありません。
自分の時間が増える
できるだけ残業をやらずに定時で帰りましょう。
残業では一時的なお金を稼げるだけので、そのお金を使ったら何も残りません。
さっさと帰って副業をしたり、資格の勉強をした方が有意義です。
また、会社で仕事を頑張っても、成果は会社に吸い上げられているので時間がもったいないです。
少ない労力で給料が得られる
頑張っても頑張らなくても、その年の給料は変わりません。
この考え方は自然です。
どうせもらう給料が同じなら、手を抜いてやりましょう。
サボっても罪悪感を感じなくてOK
人に迷惑をかけるレベルでサボりまくるのは良くないですが、ある程度サボるのは全然アリです。
やたら意識が高い系の人は無視でいい
会社の中には【仕事が生きがい】みたいな人が1人はいますが、その人は仕事が生きがいなのにきっと個人で事業をしていたりしていないでしょう。
人から雇われた中での仕事が生きがいなので、そういう人は無視でいいです。
経営者は従業員よりも経済的に圧倒的に有利
会社の経営者は会社に関係のあるものは会社経費から使うことができます。
例えば、
- 通勤用の車の購入費
- 通勤用の車のガソリン代、車検などの維持費全般
- 社員の結婚式の祝儀(だいたい3~7万円くらい)
- 飲み会
これだけでも年間100万円はいきます。
特に車は大きいですね。維持費が相当掛かりますから。
つまり経営者は、一部のお金を自分の財布から使わなくていいんです。
ただでさえ会社の経営者は収入が高いのに、このようなことをしているんです。
しかし、従業員はこれらが全て自腹です。
部長などの管理職も経営者ではないので自腹です。
出世しても悲劇ですね。
従業員なら従業員にしかできない特権を使いまくる
会社の従業員であれば、会社に在籍しているだけで給料がもらえます。
そこを逆手に取り、利用してやりましょう。
簡単にはクビにならないので、これを逆手に取る
日本の雇用形態ではちょっとサボったくらいでは簡単にクビになりません。
自分の仕事は素早く終わらせて、後は手を抜きましょう。
もしくは、もっと早くできるけどサボりを織りまぜてゆっくりやりましょう。
有給消化は従業員の特権なので、しっかり使っていく
従業員には、有給があります。
年間で10日間~20日間が有給休暇が使えるのは管理職未満の社員だけです。
そのような事もよくある話です。
『有給はできるだけ取らない』という謎ルールがある会社は多いですね。
しかし、普通は有給を自由に取っていいんです。
数少ない従業員の特権である有給にまで縛りをつけられたら、まるで会社の奴隷です。
使わなかった有給は2年すると古いものから消滅してしまうので、使っていきましょう。
従業員の特権と時間を捨てているだけです。
会社員の圧倒的な社会的信用の高さを利用する
意外と経営者はローンの審査に通りづらいです。
経営者は収入が不安定とみなされるからです。
会社員だと給料という形で一定の収入があるので社会的信用が高く、
- 賃貸
- クレジットカード申し込み
- カーローン
- 住宅ローン
これらが割とすんなり通ります。
会社経営者や個人事業主はこれらの審査が通りづらいので、もしこの予定があるのなら会社員であるうちにやっておいた方がいいかもしれません。
会社員でないと、賃貸アパートの審査すら難しいそうです。
しかし、過去数年間の収入がそれなりにあり、安定していればちゃんと審査は通るようです。
さらっとまとめ:経営者は特権を使いまくっていて、従業員は我慢するのはおかしい
このことに気付いている人は意外に少ないかもしれません。
学校では教えてくれませんからね。
自分で知ろうとしなければ分からないので、知らなければ経営者側にとってはおいしいです。
これがやりがい搾取というやつです。
自分の時間と労働力を無駄にしないように、会社員でやれることはやっておきましょう。
最後に要点のおさらいです。
- 仕事が早いと損をする。
- 頑張っても給料はほとんど変わらない。
- 出世を決めるのは他人。
- サボっても罪悪感を感じなくてOK。
- 経営者は経営者の特権を使いまくってるので、従業員は従業員にしかできない特権を使いまくる。
今回はこれでおしまいです。
皆さんも、あまり会社に尽くしすぎてやりがい搾取されないように気を付けてくださいね。