結論を言うと、
- 模写コーディングを実績に載せるのはやめた方がいい
- 模写コーディングは勉強のためだけにする
ということです。
模写コーディングしたサイトをポートフォリオとして実績に載せてはいませんか?
完全初心者の人が模写コーディングの完成までには、分からないことだらけで辛かったですよね。
そのレベルまでに達するのに、きっと辛い勉強を乗り越えてきた事でしょう。
しかし実績が模写コーディングしたものばかりだと、
なんてことになりがちです。
残念ながら、模写コーディングを実績と呼ぶには弱いです。
それは、
- 真似したサイトを実績にされても発注者はその人に仕事を頼もうとは思えない
- 自分のレベルが低いことがバレる
- コードをコピペしただけの可能性もある
これらの理由があるからです。
もしあなたがクラウドソーシングなどで模写コーディングを掲載しまくっているのなら、要注意です。
しかし、模写コーディングにはメリットもあります。
それらの理由を解説していきます。
発注側は真似して作ったサイトを実績にされても判断に困る
発注側は、
【この人がどんなものが作れるのか】という【結果】しか求めてないからです。
と言ったところで、その人の能力と実績に説得力がありません。
もしあなたが仕事の発注側だとしたら、仮に模写コーディングを10個、20個と掲載している人に仕事を頼むでしょうか?
たぶん、しないですよね。
自分のレベルが低いことがバレる
実務の中で分からないことがあったら、その都度調べながら進めていった方が効率がいい。
数々のインフルエンサーの方たちもそう言っていますが、これには私も同意です。
まず実務の全てのスキルをマスターするなんていうのは無理ですからね。
それだけで何年も時間がかかってしまいます。
しかしこれは、実はまだ出来ない事を隠して調べながら案件を完走しようという作戦なので相手にそれを悟られないように仕事を受けなければいけません。
しかし実績が模写コーディングのみでは現存するサイトを真似てしか作れないことがバレているため、最初の仕事の受注という壁すら越えるのは困難です。
実務レベルまでスキルがある人は模写したサイトを実績にはしていないでしょう。
自分の勉強としての模写ならアリ
勉強として割り切って模写をするのはOKです。
特に初学者の頃は模写コーディングをやることはオススメします。
iSaraというサイトが模写コーディングの練習としていいですね。
とはいえ、このサイトはProgate卒レベルの初学者にはかなり難しいです。
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Progate卒業後すぐにiSaraの模写に手を出すと、スマホ対応のレスポンシブ化やWordpress化をせずとも、個人的な推測ですが30~40時間くらい掛かると思います。
しかしやってみると実務で頻繁に使う技術が盛り込まれているので、かなり勉強になります。
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模写以外で実績を積むにはどうしたらいいか
それは、オリジナルのサイトを自分で作ることです。
まだ初案件が獲得できていない状態で実績を積むにはこれが一番いいでしょう。
ではオリジナルサイトを作る時はどうすればいいか。
それは、クラウドソーシングへ実際に案件を見に行けばいいんです。
- クラウドワークス
- ランサーズ
この2つだけでも大量に過去の案件があるので、そこで実際に募集されていた案件の内容をくみ取って架空サイトを作ればいいんです。
更に、顧客がどのようなことを求めているのかが分かります。
そこで分からないことはググりつつ、今自分の持っているスキルを使って現時点での最高の作品を作りましょう。
まとめ
- 模写コーディングは実績としては弱い
- 模写コーディングを実績にしても仕事の発注者は判断できない
- 自分の勉強のためという目的ならアリ
- 顧客が要求していることはクラウドソーシングの募集を見れば分かる
- その要求をくみ取りオリジナルサイトを作ってみる
こんな感じです。模写以外にデザインカンプからのコーディングが出来るようになるのも重要です。
デザインカンプは有料noteで販売している人もいるのでチェックしてみるのもいいかもしれませんね。